ニューオリンズ・セインツを支え続けたオーナー、トム・ベンソン

ニューオリンズ・セインツの現オーナーは、トム・ベンソンです。
彼がオーナーとなったのは1985年。設立から負け越しの弱小チームだったニューオリンズ・セインツは、当時フランチャイズ化も検討されていました。
そこへ救いの手を差しのべたのが、トム・ベンソンでした。彼は元々、地元の有志でもあります。数々の事業に成功した実力の持ち主です。
その彼が購入後、数年はプレーオフに出場するなど、チームの成績は好調でした。ドームパトロールとして、チームのラインバッカーの四人が名を轟かせていたのも、この時期です。しかしその後、ニューオリンズ・セインツの成績が浮上する事はありませんでした。
そんな中起きた、ハリケーン・カトリーナ。
ニューオリンズの街は壊滅的な被害を受けます。セインツの本拠地スーパードームも、改修が必要な程損壊しました。しかしオーナーのトム・ベンソンは、決して本拠地移動をしませんでした。彼の決断は、被害に落ち込む地元を勇気づけました。
そして2シーズンぶりに改修したスーパードームでの試合は、テレビ中継過去最高の視聴率を記録しました。
これにより地元愛の強くなったニューオリンズ・セインツ。2009年のNFLチャンピオンは、ファンの後押しからなるべくしてなったのかもしれません。
弱小だったチームを購入した時のトム・ベンソンも、ここまでは予測していなかったでしょう。

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